
3本ローラーというロードバイク・自転車用のトレーニング機器についてチェックをして見ましょう。
ロードバイクのトレーニングと言うと、外を走り込むことだけではありません。室内でトレーニングすることも可能です。
そんな室内トレーニングの定番が今回紹介する3本ローラーを使ったものになります。
この3本ローラーとはどんなものか似た目的で用いられる固定ローラーとは何が違うのかと言った話題を中心にメリットやデメリットも紹介し、おすすめの3本ローラーについてもまとめました。
これを読めばきっと3本ローラーのことを一から知ることができるのではないでしょうか。
この記事に書いてあること
3本ローラーとは?
3本ローラーとは、3つのローラーの上にロードバイクを乗せて走るトレーニング器具です。
ロードバイクを用意して、そのローラーの上に乗り、漕ぐことでロードバイクを走らせて身体を鍛えるというのに最適なものです。
実際に使っているロードバイクをそのまま利用でき、更に走る感覚も本物に近いことから、室内トレーニングの定番として利用されてきました。
固定ローラーと何が違うの?
類似のトレーニング器具として、先ほどもお話しした通り固定ローラーというものがあります。
これは、後ろや前のいずれかのホイールを外し、タイヤや車体をしっかり固定することでその場でロードバイクを走らせることができるトレーニング器具です。
3本ローラーとの違いは、ロードバイクを固定するための操作が必要なことや固定することによって走る感覚がやや実走とは異なると言ったことが挙げられます。
ただし、後述する3本ローラーのデメリットを補う特徴があるため、必ずしも3本ローラーよりトレーニング器具として劣っているというわけではありません。
3本ローラーのメリット
3本ローラーのメリットは、ペダリングが矯正される、実走感が高い、体幹(胴体)の筋肉が鍛えられる、出先でも利用できると言ったものがあります。
3本ローラーはある程度のバランスと一定のペースが要求されるので、丁寧なペダリングを要求され、これが大きなメリットとなっているのです。
また、地面の代わりにローラーの上を走るという感覚が地面を実際に走っている感覚に近く、より実際のトレーニングに近い状態になります。
これによって実践に近い練習が可能になるのです。
3本ローラーに乗ると体幹の筋肉が鍛えられます。
3本ローラーに乗る場合バランスが要求されるのがその理由です。
実走と同様に走るために転倒のリスクもあります。
そういったリスクを回避するために体幹へ力を入れる必要があり、これが素晴らしいトレーニングになるのです。
3本ローラーは、持ち運びも便利で、クルマにも積むのが容易なメリットがあります。
そのため、大会当日に直前まで3本ローラーへ乗って、トレーニングを行ったり、コンディションを上げるということも可能なのです。
3本ローラーのデメリット
3本ローラーのデメリットも残念ながら存在します。
それは、転倒のリスクと負荷が不十分と言うことです。
3本ローラーは、文字通りロードバイクでローラーに乗る行為になります。
そのため、地面とは若干走行感が異なり、この違いが転倒を引き起こすことも少なくありません。
またペダリングがスムーズでないと転倒することもあります。
このように転倒しやすいことが3本ローラーの大きなでめりっとなのです。
一方、固定ローラーはこのデメリットをなくしているという特徴があります。
3本ローラーは負荷も十分に得られないというものも少なくありません。
確かにオプションで荷重をかけることもできますが、それすらも坂道などで体験するような強い負荷をかけることは難しい傾向があります。
こういったデメリットがあるため、すべてのサイクリストにオススメできるものではありませんが、慣れてしまえばトレーニング機器としてとても有効なものであり、メリットも大きい器具です。
うちのローラーはモッズローラ

うちのローラー台はモッズローラになります。購入したのは2013年。

新品状態のモッズローラー。組み立ては簡単です。

寝室の端っこに常時置いてあります。ここがウチのトレーニング場所。
ちなみにローラは乗っているとローラのキャップに取り付けてあるベアリングが緩み、とんでもない音が発生しだします。
そうなると、ローラーの交換です。ローラーの交換はミノウラに送るか、キャップを購入して自分で交換するなどの方法があります。
ウチはいつもローラーの赤いキャップの在庫をしておいて、音がではじめたらローラよりキャップを外し、ベアリングを外して新しいキャップに取り付けます。
次の項目では、3本ローラーのオススメモデルを紹介しまとめて行きましょう。
ミノウラ 3本ローラー モッズローラー
出典:アマゾン
- 標準装備:乗降用ステップ、前輪ガード、滑り止めゴム
- 材質:アルミ製
- 対応ホイール:24インチ~700c
- 適合ホイールベース:950~1,090mm(+/-10mm)
- ローラー サイズ:直径/80mm、幅/415mm
- 折りたたんだ状態で直立保管が可能
- 重量:6.5kg(乗降台、前輪ガード含む)
MINOURA(ミノウラ)のスタンダードなモデルです。
乗降用ステップ、前輪ガード、滑り止めゴムなど基本を押さえたモデルであることから、多くのサイクリストに愛用されています。
Lixada バイクローラートレーナー
出典:アマゾン
- 材質:アルミニウム合金
- 展開サイズ:145 * 54 * 14.5cm / 57.0 * 21.2 * 5.7in
- 折りたたみサイズ:93 * 54 * 14.5cm / 36.6 * 21.2 * 5.7in
- 最大支持力:150kg / 330lb
- 重量:7.5kg / 16.5lb
Lixada サイクリングトレーナーは、超低速から高速走行まで対応できることから高い評価を得ています。
ドライブベルトも丈夫なので、交換する頻度も少ないという点も魅力です。
ミノウラ R720 LiveRoll 3本ローラー
出典:アマゾン
- 設置サイズ:幅 520mm、高さ:190(前輪落ち止めガード上まで)・155mm(ステップ含む)、奥行:785mm(収納時)~1,224mm(ホイールベース980mm使用時)、製品重量:10.7Kg
- 色:シルバーアルマイト・チタニウム
- 適合ホイール:24インチ~700c(ホイールベース950~1,080mm)
- フレーム:アルミ製
- 直径105mmの極太ローラー採用。タイヤへの接触抵抗が減り、スムーズなぺダリングを実現。
- フレームは950~1,080mmの範囲で無段階に調整可能。
- 付属品:前輪落ち止めのガード、設置を安定させる高さ調整足、スタートと停止時に便利な木製ステップ
MINOURAの上級モデルです。
直径105mmの極太ローラーを使用していることから、よりスムーズなペダリングを行うことができるという特徴があります。
エリート ARION AL13(アリオン エーエル) 3本ローラー
出典:アマゾン
- アルミニウム製ローラー搭載の「ALION」3本ローラー
- 抜群のフライホイール効果と滑らかな乗車感覚、さらなる安定感、乗りやすさを実現
- 両端がせり上がったつづみ型ローラーはタイヤが脱輪しにくく、ライディングに集中できます
- 走行時の安定性に優れた、軽量かつ高強度のモノコックフレーム
- 収納時は二つに折りたたんだときに自立するよう設計されています
- 3段階の負荷調整つき
- 対応ホイールベース:944~1,124mm
ELITE(エリート)のアルミニウム製ローラーです。
軽量なので持ち運びがしやすいメリットを持っています。
ミノウラ R800 LiveRoll 3本ローラー
出典:アマゾン
- 適合サイズ:26インチ - 700c/ホイールベース950~1080mm
- ローラー:直径105mm、幅450mm、超精密切削仕上げ鋼鉄製サイドカバー
- フレーム:アルミ製
- 完成品サイズ:全長1310mm、幅560mm、高さ160mm
- 重量:21kg
MINOURAのプロフェッショナルライダー向けモデルです。
堅牢ながら軽量化を実現し、鋼鉄製ローラーカバーを採用するなどヘビーユースにも対応できます。
エリート ARION(アリオン) 3本ローラー
出典:アマゾン
- 対応ホイールベース:944~1124mm(10段階に設定可)
- MTBでも使用可能(スリックタイヤの装着が必要です)
- 重量:約7kg
- カラー:ブラック×レッドローラー
- 負荷調整機能無し
ELITE(エリート)の利用がしやすい3本ローラーです。
このモデルはリーズナブルな価格帯と言うだけでなく、MTBの利用も可能となっているのが魅力です。
ROCKBROS(ロックブロス)サイクルトレーナー
出典:アマゾン
- 本体重量:約6.4kg
- サイズ:使用時:約129.5 x 50cm
- 収納時:約50 x 52 x 11.3cm
- 予備ベルト付き
- 先端のローラーは調節可能
- 970mmから1090mmまで、5段階に設定可能
- 16-29インチのロードバイクとマウンテンバイクに適用
ROCKBROS(ロックブロス)の安価な3本ローラーです。
価格が安いため、とりあえず3本ローラーを試してみたいという方に利用できます。
まとめ
3本ローラーはトレーニングを行うのに最適な器具です。メリットも多く、より鍛えられるものでもあります。またコロナ対策で自宅自粛状態になっていると運動不足にもなります。ローラ台は自宅自粛トレーニングにも最高のお供です!
そんな3本ローラーですが、バランスも要求されるため、そういった面でもトレーニングのできますが、転倒に注意して利用しましょう。