
保冷ボトルが欲しいと考えている人の中には、夏場のサイクリング時に途中でドリンクが温まり温くなてしまった経験があるはずです。
後から自動販売機で中身を補充するという方法もありますが、複数人でのツーリング時ほど停止する回数を少なくしたいと考えます。
そこで、保冷ボトルを最初から用意すれば、常に適温のドリンクをこまめに飲めるという利点があります。
では、どのような保冷ボトルがロードレーサーを乗る際に適しているのでしょうか。
この記事に書いてあること
保冷ボトルの選び方
保冷ボトルは、どのような方法で冷たいドリンクが温まらないようにするのかといった構造の違いにより、複数のタイプに分けられます。
・保冷ジェル内蔵によりボトルそのものを凍らせてから使用するタイプ・真空二重構造ステンレス製サーモボトルにより断熱性を重視するタイプ・多層構造によりボトルは柔らかくても断熱性に優れているため氷を入れて使うタイプ上記のように複数の保冷ボトルタイプが存在するからこそ、ボトル自体を凍らせるのかドリンクに氷を入れて保温させるのかといった違いがあります。
また、夏場だけでなく冬場も使いたい場合には、保冷専用ボトルではなく保温ボトルが望ましいといった使い方に左右されるわけです。
ボトルサイズはどれがいい?
保冷ボトルを用意する際には、目安として500ml以上の内容量が入ることを前提とすると都合が良いです。
海外モデルならば21オンスといったサイズが一般的ですが、ロードレーサーによるツーリング中に自動販売機やコンビニエンスストアがあれば、中身の飲料を補充できます。
500mlサイズの冷えたペットボトルの中身を保冷ボトルへ入れることが多いからこそ、500ml以上のボトルサイズが望ましいです。
ゼファール(Zefal) 保冷ボトル
出典:アマゾン
ZEFAL Arctica Pro 55 Cycling Hydration Bottleとして販売されていて、3層構造のArctica Pro断熱ボトルにより2時間30分の保冷時間を誇ります。
サイクリング中に素早く飲めるだけでなく、2時間程度の長距離ライドに対応するため1,000mlという大容量ボトルサイズを採用していて内容量が550mlとなっている点が特徴です。
ポリプロピレン製のボトルにより、内部に入れた飲料の味が変わらないように工夫されているわけです。
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムチル
出典:アマゾン
620mlサイズの2層構造に加えて、ゲル状素材の保冷剤を挟んであります。
ノーマルボトルと比較して2倍の保冷時間があるだけでなく、ボトルホルダーから出し入れして飲む際にキャップをその都度開ける必要が無い独自のキャップ開閉システムを採用しています。
ボトルの胴部分を軽く押すだけで中身が吹き出すCAMELBAK独自開発のジェットバルブとキャップを分解洗浄できる仕組みがボトルを長く清潔に保てると人気です。
サーモス FFQ-600 真空断熱ストローボトル
出典:アマゾン
真空断熱タンブラーとしてストローボトルの中でも保冷力が高い製品です。
氷100mlとドリンク500mlという組み合わせで入れておけば、長距離ライド中に常に冷えたドリンクをこまめに摂取できます。
衝撃や傷に強いタイプのボトルであって、片手で操作しやすくストローボトルとしての重量は重めです。
しかし、重心が上になりすぎないよう工夫されているので、走行中に片手操作してもスムーズに水分補給可能です。
POLAR(ポーラー) ポーラーボトル 0.59L USA
出典:アマゾン
ボトルごと冷凍庫で凍らせて持ち運び出来るタイプの590mlサイズのポリエチレンボトルです。
キャップ部分にストラップが付いているので、走行中や登山中にキャップ部分だけが飛んでしまうといった不具合がありません。
キャップ部分は開口部が広くなっているので、大きな氷を入れて持ち運ぶことも可能です。
ボトル全体を丸洗いする際にも開口部が広い点を活かして、常に清潔さを保つ後ができます。
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス
出典:アマゾン
2層構造に加えてエアロゲルを採用しているので、ノーマルボトルと比較して4倍の保冷能力を持っています。
内容量は620mlと大容量型となっていて、保冷だけでなく保温にも優れているために夏場だけでなく冬場にも活躍できる特徴があります。
年間を通して同じボトルを使い続けたいと考えているならば、夏冬兼用可能な保温力に優れた大容量ボトルが望ましいです。
エリート デボヨサーモボトル 500ml 保冷ボトル
出典:アマゾン
自転車通勤を行っているオフィスワーカーにも人気の500mlタイプです。
ロードレーサーのボトルケージに入れて持ち運ぶだけでなく、真空二重構造ステンレス製サーモボトルだからこそ、オフィス内での使用であっても違和感なく使えます。
プラスチック製とは異なりステンレス製だからこそ、保温力の高さとデザインのバランスが優れていて、多用途向けのボトルです。
まとめ
保冷ボトルを選ぶ際には、夏場専用の保冷力に特化したボトルが良いのかという点を確認してから選ぶ必要があります。
冬場も使用したいならば、保温能力を備えた保冷ボトルが望ましいので、ステンレス製といった硬質ボトルが中心となるはずです。
ロードレーサーをどの季節に乗り続けるのかといった点を考慮した上で、自分に合った保冷ボトルを選ぶことが望ましいです。