ロードバイクのシートポスト選び方・おすすめ8選

ロードバイクのシートポストは、サドルを固定してサドルの高さや角度、突き出しの長さなどを調節するパーツです。

シートポストは重量が軽いものや、サドルとの位置が最適なものをうまく選ぶことで、走行パフォーマンスが向上します。

また、デザインが良いものを選ぶことでロードバイクの見栄えが良くなるので、重要なパーツになります。

この記事に書いてあること

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シートポストの選び方

シートポストは様々なサイズがあり、正しいサイズを選ばないとないと取り付けできないことがあります。

その他にもシートポストの素材、固定ボルトのタイプなど、シートポストを選ぶ際に確認すべき項目が何点かあります。

また、愛車に合ったサイズを選ばないと使用できないなど、シートポストの選び方にはいくつか注意点があります。

アルミ製

アルミ素材のシートポストは、もっとも一般的で、なんといっても安価なのが一番のメリットです。

他の素材と比べて重量はありますが、締め付けなどで破損する可能性が低いです。

走行するシーンに合わせてシート高をよく変更する人におすすめの素材です。

カーボン製

カーボン素材は重量が軽くて、振動の吸収背もあるので、とても人気のある素材です。

ロードバイクは軽量化のためにさまざまなパーツがカーボンに移行していますが、シートポストそのひとつです。

軽量であること以外に、カーボンのシートポストは、アルミと比べて振動吸収性があるので、乗り心地がソフトになります。

しかし、ソフトになっている分、締め付けすぎると破損してしまう場合があります。

これを防止するためシートクランプの締め付けにはトルクレンチの使用をおすすめします。

シートポスト径はいくつかある

シートポストはその直径に統一の規格がなく、直径0.2mm毎にさまざまなサイズ展開があるので、自信が使用しているロードバイクのサイズ規格がわからないと取り付けることができません。

シートポストの直径は正確に選ぶことが重要です。シートポストの直径はバイクによっていろいろあります。おおまかな各バイクのシートポスト直径は以下になります。

  • 27.2mm→ロードバイク、クロスバイク
  • 30.9mm 31.6mm 34.9mm→MTB
  • サイズがばらばら→ミニベロ・折り畳み

サイズはシートポストに刻印されていますが、高精細ではありませんので、0.1mm級の誤差が生じることもあります。

この単位だと目視の確認は大変なので、専門店で相談することをおすすめします。

サスペンション付シートポスト

サスペンション付きのシートポストは、シートポストにサスペンション機能を持たせているので、クッション性が高く、その乗り心地の良くなります。

ロードバイクに乗っているとお尻が痛くなり悩みを持つ人が多いですが、そんな人にはサスペンション付きのサドルポストがおすすめです。

ただし、サスペンション付きは外径が27.2mmとなっているものがほとんどですので、本体のフレーム立管の口径がそれ以外の場合は、シム(スペーサー)などで調整が必要です。

固定ボルトのタイプ

サドルとシートポストを固定するボルトには、1本締めタイプと2本締めタイプがあります。

1本締めタイプは構造がシンプルなので扱いやすいです。

また、軽量なのでスピードを重視する場合は1本締めタイプを選択します。

2本締めタイプは1本締めタイプよりも安定性があり、角度調整がしやすくなっています。

しっかり固定して安定性を重視する場合は2本締めタイプを選択します。

シートポスト長さは?

シートポストには長いものから短いものまであります。

シートポストは長すぎると重くなりますので、パイプカッターで切ることも可能です。

カーボンは切りにくいですが、アルミなら切れますので、自分のサイズに合わせて切ると良いです。

オフセット

オフセットとは、サドルがシートポストの中心と、どれくらい前後しているかの幅を指します。

「オフセットが〇mmある」と、「〇mmサドルが後ろにいる」という事になります。

ほとんどのシートポストでは、中心より後ろにサドルがセッティングできるよう、何ミリかオフセットが設けられています。

しかし、サドルの中心とシートポストの中心が近づくと、踏み込みやすく、力も地面に伝わりやすくなりますので、シートポストのオフセット量を減らして調節します。

オフセットはシートポストによって異なるので、シートポストを選ぶ際にオフセットも重要なポイントとなります。

おすすめシートポスト6選択

シートポストは重量や耐久性などいろいろと拘りがあると、値段が高くなってしまいそうですが、お手頃のお値段で手に入る軽量かつ強度のあるシートポストもあります。

UPANBIKE マウンテンバイク ロードバイク 35cm 自転車シートポスト

UPANBIKE マウンテンバイク ロードバイク 35cm 自転車シートポスト

出典:アマゾン

  • 直径25.4mm 27.2mm 28.6mm 30.4mm 30.9mm 31.6mm
  • 材質:アルミニウム合金6061 T6
  • クランプはサドルの傾斜角度に合わせて調整可能
  • 長さ:350mm。 チューブの太さ:2.5mm、高強度

アルミ製のシートポストで、丈夫なのが特徴です。

マウンテンバイク、ロードバイク、ユニバーサルバイクなどほとんどの自転車に対応しています。

サドルの高さ、ハンドルからの長さなどの調整が柔軟に可能なので、自身にあった調整ができます。

DEDA(デダ) ZERO 2 アルミシートポスト

DEDA(デダ) ZERO 2 アルミシートポスト

出典:アマゾン

  • 素材:2014 3D鍛造アルミ
  • 長さ:350mm
  • シートポスト径:27.2、31.6mm
  • セットバック:21mm
  • 重量:285g(31.6mm)

アルミ製でデザインがかっこいいことが特徴のシートポストです。

色はブラックでDEDAの文字もおしゃれなので、ロードバイクのデザインがより一層良くなります。

少々重量はありますが、形状は一般的なのと、丈夫にできているので信頼性が高いシートポストです。

フィジーク(FIZIK) シラノCYRANO R5 アルミ シートポスト

フィジーク(FIZIK) シラノCYRANO R5 アルミ シートポスト

出典:アマゾン

  • マテリアル:6061アルミ
  • サイズ:27.2×330mm
  • 参考重量:約275g (27.2 mm / 330 mm)

ハイエンドモデル・ブランドであるフィジークのシートポストです。

アルミ製でブラックのデザインがおしゃれなのが特徴です。

3次元で編みこんだカーボンブレイデッドレールが採用されていることと、好みの角度に調整できるなど、最適な走行ができるようパフォーマを発揮させてくれます。

TNI/ティーエヌアイ LW168 シートピラー(カーボン)

(TNI/ティーエヌアイ)(自転車用シートポスト)LW168 シートピラー(カーボン)

出典:アマゾン

  • 軽量シートポスト(ヤグラ部はアルミ)
  • カーボン製UD仕上げ
  • 径 27.2
  • 長さ 300mm
  • 重量 168gから176g

カーボン製で重量が176gと軽量なシートポストです。

軽量なカーボン素材が使われていますが、作りがしっかりしているので、品質が良く耐久性も問題ありません。

デザインはシンプルなので、ロードバイクに合わせやすいです。

(TNI/ティーエヌアイ)(自転車用シートポスト)LW168 シートピラー(カーボン) 27.2 300mm
ティーエヌアイ (TNI )

EC90 カーボンシートポスト、自転車シートポスト

EC90 カーボンシートポスト、自転車シートポスト

出典:アマゾン

  • 直径:27.2/30.8/31.6mm。後退:25mm
  • 長さ:350/400mm
  • 約200g
  • 【T800炭素繊維】高品質の炭素繊維製

カーボン製で値段が3千円代と手に入りやすいシートポストです。

重量は約185-?250gと軽いうえ、高品質の炭素繊維製により耐久性も抜群です。

軽量かつ高品質なシートポストが安い値段で手に入ることから、人気商品となっています。

PLATT カーボンシートポスト 自転車 超軽量 3K

PLATT カーボンシートポスト 自転車 超軽量 3K

出典:アマゾン

  • 高品質の炭素繊維製で。超軽量、高強度、非変形、耐腐食性
  • 振動吸収性アップと軽量化に役立つカーボンシートポストになります
  • ロゴなどのない無垢でシンプルなデザイン。 参考重量:200g

カーボン製で重量が200gと軽量なシートポストです。高級感があり、落ち着いたデザインなのと、軽量なので人気のある商品です。

値段は2千円代から3千円代と安いことから、コストパフォーマンスも良いです。

安く軽量化をしたい人にはおすすめのシートポストです。

まとめ

シートポストは直径などどれを選べば良いのか分からなくなりそうですが、本記事に書かれているポイントを抑えることで、愛車に合ったシートポストを選ぶことができます。

ロードバイクは、カスタマイズをして軽量化したり、デザインをかっこよくしたりすることも醍醐味の一つです。

ネットの口コミなどで情報を仕入れてから最適なシートポストを選び、楽しみながら愛車をレベルアップさせてください。

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