ロードバイクの洗車方法!メンテナンスする前には洗車をしよう

ロードバイクの洗車の方法をチェックしてみましょう。ロードバイクは車やオートバイと同じように外を走るもので、かなり汚れてきます。

車などはある程度汚れても重要なところは汚れに強かったり防水されていたりしますが、ロードバイクはそのほとんどのパーツや可動部がむき出しになっています。

そのため汚れやホコリ、ドロ、水分などには非常に弱いことが挙げられ、トラブルを未然に防ぐためにもロードバイクの洗車は定期的に行う必要があると考えます。

ロードバイクの洗車やその方法、また必要なアイテムなどを確認してみましょう。

この記事に書いてあること

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洗車の頻度と目安

ロードバイクの洗車についてですが、基本汚れたら洗車をするというのが望ましいでしょう。特に雨の日の走行をした場合など早めに洗車をして泥などを落として注油をすることは望ましいことです。

ロードバイクのチェーンが油切れを起こすまでに洗車を行い、バイクのチェーンに注油も済ませるのが最も効率よく、ロードバイクの洗車を行うことができる方法になります。

洗車準備

ロードバイクの洗車は構成されているパーツを取り外す必要性があり、ホイールは取り外したうえでロードバイクのボディを傷つけないスポンジを用いて戦車を行う必要性があります。

この時、チェーンに関しましては、汚れがひどく油汚れが落ちない場合、チェーンクリーナーを用いて洗浄する方法もあります。

ホイールは外す

ロードバイクの洗車においては、ホイールは基本外し、かつブレーキシューやディスクブレーキは戦車により水濡れ状態に陥らないようカバーをするのが望ましいです。

その理由は、洗浄時に、中性洗剤の影響でディスクブレーキ内の油が分解されることを防ぐ目的があり、金属の劣化を防ぐ役割もあります。

また、ディスクブレーキは仕組み上オイルが飛散しますので飛散しないよう保護するとよいでしょう。

ダミーハブがあると便利

BIKE HAND(バイクハンド) YC-521チェ-ンホルダ

出典:アマゾン

チェーン周りの洗車を行うのであれば、ダミーハブがあると便利です。

これは後輪を取り外した際、ディレイラーの代わりになる器具でチェーンとペダルを回転させチェーンの汚れ落としを可能とする器具であるため、ダミーハブがあれば、チェーンの清掃を簡単に行うことができます。

フレームはメンテスタンドで固定が良い

ROCES 自転車 メンテナンススタンド

出典:アマゾン

ロードバイクの洗浄は、メンテスタンドにより固定するのが望ましいです。

その理由は、固定することで前輪および後輪を取り外した状況下で洗浄を可能とするためです。

これをスタンド無しで行う場合、ロードバイクは、前輪および後輪を取り外した状況下にあり、自立することができる状況下にはありません。

その為、自立できないロードバイクを建てた状態で清掃するには、メンテスタンドを使用して固定するのが望ましいのです。

ちなみにホイールを外すのでリアハブスタンドは使えません。

きちんとした固定具を使用することで不必要にロードバイクを地面と接触させることなく清掃を可能としますのでロ度バイクを直に地面に建てるより傷の心配がなくなりますので、メンテスタンドの導入が望ましいです。

洗車アイテム

ロードバイクの洗浄には、洗車アイテムという物が存在し、効率的にかつ傷をつけることなく清掃する道具が存在します。

これから、それら器具について解説をしていきます。

スポンジ・ブラシ

AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット

出典:アマゾン

ロードバイク用清掃器具一式セットです。

チェーンディグリーザーからハケブラシまでをセットした商品でチェーンの汚れなどをクリーニングする専用器具です。

チェーンにしか使用できず、溶液がアルミにつくと変色を起こす商品です。

ウェス

髙儀(Takagi) 白ウエス 約1kg

出典:アマゾン

ベッドのシーツのような簡易ウェスです。

簡易であるが故、性能はそれなりで安価で汚れを拭きとることができる商品です。

洗剤

洗剤は普通の中性洗剤でも上記のようなバイク専用のバイクウォッシュを用意してもいいでしょう。

パーツクリーナー

【Amazon.co.jp限定】 AZ(エーゼット) パーツクリーナー

出典:アマゾン

高い洗浄成分があるパーツクリーナーで、車体の他プラスチック樹脂の洗浄に使用可能なスプレーです。

シーリングされたベアリングの汚れを落とすことも可能でゴムパーツに使用しても部品劣化を起こさないパーツクリーナーです。

チェーンオイル

チェーンオイルはロードバイク用のチェーンオイルを使用するのが望ましいのですが、CRCなどの浸透性の高いチェーンオイルを使用することも可能で好みによりグリースやオイルを用いてメンテナンスを行います。

チェーンオイルは以下のページで解説をしていますので、ぜひご覧ください。

洗車方法

ロードバイクには洗車方法がありこれから、洗車方法を紹介します。

パーツクリーナーで油汚れを落とす

洗剤で洗うこの方法は、頑固な油汚れをパーツクリーナーを用いて汚れ落としを行い、中性洗剤を用いて再度汚れを落とす方法です。

パーツクリーナーはプラスチックやゴムなどの他カーボンを侵食しないクリーナーを用いるのが望ましいです。

水で洗う(汚れと洗剤を落とす)

洗剤で洗いあげたロードバイクは水で洗うことで洗剤および汚れを落とします。

この時、水は高圧洗浄機などで温度の高い水でも洗浄可能ですが、熱により樹脂パーツが変形する可能性も高いため、ボイラー式ではない圧縮放水式の洗浄機で洗浄を行う方が安全です。

無論、そうした洗浄機を使用せずとも通常の放水でも十分機能します。

拭き取り

ふき取りは車体からふき取り、最後にチェーン部をふき取ります。

この時先にチェーンからふき取ると、汚れたウェスで本体をふき取る羽目になります。

チェーンの拭き取り

チェーンのふき取りは最後が望ましく、その理由は先にチェーンから吹き上げると汚れたウェスで本体を拭き上げることになり、洗浄の意味が無くなります。

フレームにワックス(コーティング)

無事拭き終えたならワックスによるコーティングか、ガラスコーティング剤によるコーティングを行います。

ワックスは基本研磨剤を含み、細かな粒子で傷をつけることで表面をなだらかにし、傷を見えにくくしますが、ガラスコーティングは熱い塗膜で表面を覆うことで傷の入りを防ぎます。

チェーンや可動部に注油

洗浄後は、可動部の油が油切れを起こしている状況下にあり、その理由は中性洗剤やパーツクリーナーの力で油が分解されているため、注油を必要としており、可動部に注油を行います。

この時、シーリングされたベアリングについては、音がうるさくない限り注油は必要としません。

なおシーリングされたベアリングはゴムでシーリングされているためゴムを取り外したうえでベアリング内部に注油を行いますので通常、シーリングのゴムが摩耗していない限り注油は必要としません。

まとめ

ロードバイクの洗車は定期的に行うようにしたいと思います。洗車をすることで汚れやホコリを落とすことはもちろん、やはりきれいなロードバイクは気持ちのいいものです。

きれいなロードバイクは故障も少なく、またトラブルも未然に防ぎます。洗車後に各パーツやチェーン、可動部にしっかり注油をして動きも良くなれば、シフトはもちろん走りも軽快!

愛車のロードバイクをきれいに保つことは、精神衛生上もパーツの寿命や安全にもつながります!

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