ロードバイク【リアキャリア】取付け方・選び方・オススメ7選

ロードバイクにリアキャリアは取り付けができるのでしょうか。通常ロードバイクにはリアキャリアなどはついていません。このところロングライドやロードバイクでのツーリングなどが人気で荷物を運ぶためにリアキャリアの取り付け法などを考える必要があります。

ロードバイクに使用するリアリアキャリアの取り付け法、リアキャリアをつけるメリットデメリットとは、選び方などをチェックしていましょう。

この記事に書いてあること

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リアキャリアのメリット

リアキャリア装着におけるメリットは積載量が増加することにあります。

リアキャリア用キャリーバックの使用をすれば、ロードバイクの積載量を上げることができ、人間が荷物を背負うよりも負担は軽減します。

しかもかごを載せるカーゴタイプであれば通常のバックタイプよりもたくさんのものを運べる利点が生まれます。

リアキャリアのデメリット

リアキャリアは、後ろに荷物を積むという形になりますので、バランスは後ろによります。

つまり、後ろが重くなればなるほど前輪は浮く形となりブレーキ聖堂も荷物が重くなればなるほど悪くなり、タイヤのグリップ力も後ろ寄りになりバランスが変化するうえ、荷物がキャリア内で移動することを考えるとさらに旋回時にバランスを崩しやすくなるデメリットが存在します。

リアキャリアの選び方

リアキャリアには、選び方が存在し、素材や適応可能サイズなど様々な選ぶべき基準があります。

例えば、耐荷重なども重要な選び方の要素で、耐荷重を知らずにキャリアを取り付けるとリアキャリアの耐えられる荷重を超えた荷物を取り付けるとキャリアがゆがんでしまうという事態に陥り、最終的にはキャリアは損壊する恐れすらあり危険ですので選び方はとても重要なのです。

適応サイズ

ロードバイクに使用するリアキャリアは、適応サイズという物があり、フレーム側の大きさでリアキャリアの大きさを決めるか、リアタイヤの大きさで適応サイズを導くかという方法があります。

適応サイズを気にする必要性のない物もありますが、一般的にはリアタイヤの大きさを適応サイズとしたり、フレーム側の大きさで適応サイズを導き出します。

素材で選ぶ

ロードバイクの場合、フレームがカーボンで構成されている場合、金属製のリアキャリアはあまり相性が良くありません。

その理由は金属の方が固くロードバイクのフレームを傷つける可能性が否定できないからです。

この場合薄いアルミニウムで構成されたリアキャリアプレートであれば装着可能ですので、ロードバイクのフレームがどのようなものであるかを判断しアルミニウムのような薄い金属で構成されたリアキャリアを使用するのがおすすめです。

キャリア耐荷重の確認

これは必ず必要な項目で、リアキャリアには商品ごとに耐えることができる荷重が存在します。

これを超えるとリアキャリアは形を維持することができず、損壊しますので商品ごとに設けられている荷重を確認することはとても重要です。

使うバッグで選ぶ

トランクバッグやパニア・サイドバッグなどをリアキャリアに搭載する場合、ロードバイクリアタイヤ側面ではなく、前面に設置するタイプのリアキャリアの方が良いなど使うバッグでリアキャリアを選ぶという方法もあります。

というのも、リアキャリアに装着可能なバッグは実は大型のサイズも可能で固定を必要とするものとしない物があり、かごの中にバッグを放り込むタイプもありますので実は大きなバッグもリアキャリアに装着することができます。

シートポスト固定型が一番簡単

もっとも固定が簡単な物であれば、シートポスト固定式が一番簡単です。

この方式であればワンタッチで座席シート部に取り付け可能ですが、難点としては座席シート部のシートポストに固定するという都合上、安定感はそれほど高くないということ、また耐荷重が少ないのが難点です。

ロードバイクの取付け方

リアキャリアのロードバイクへの取り付け方はシートポストやシートピンに固定、ダボ穴固定などがありそれぞれ耐荷重が異なりシートピン固定が最も耐荷重に優れた製品が多いです。

シートポストに取付け

座席部分のパイプ部分にキャリアプレートを取り付ける方式でワンタッチで取り付け可能な分、強度および耐荷重が低いのが難点です。

しかし、取り付けることができるキャリアも多いのも事実です。

ダボ穴アダプタ増設法

ミノウラ RC-1200 ロード・クロスバイク用キャリア

出典:アマゾン

ダボ穴を作り出すことができるアダプターで泥除け用に使用したり、タイヤ上部に取り付けるリアキャリアに使用したりと汎用性が高いダボ穴です。

あくまでリアキャリアプレートを装着するために使用するアダプターです。

シートポストクランプ増設法1

SPC リアキャリア シートポストクランプ ブラック

出典:アマゾン

シートポストにリアキャリアを取り付ける際の台座になる役割があるクランプです。

クランプからリアキャリアに延長する形で固定台座となり、リアタイヤ前面にキャリアを固定する全段階に使用する物です。

シートポストクランプ増設法2

MINOURA(ミノウラ) シートポスト クランプ MT-800N用

出典:アマゾン

ダボ穴がないロードバイク用のシートポストを生かしてリアキャリアを取り付けるためのクランプです。

あくまでプランプだけでキャリアは別売りです。

ロードバイク用おすすめリアキャリア8選

最後にロードバイク用のおすすめキャリアをチェックしてみましょう!

ロードバイクの固定方式によりそろぞれ選んでいます。

シートポスト固定型

シートポストに固定をすることでリアキャリアを取り付けるタイプです。

積載量が少ないのが難点ですが、ワンタッチで取り付けることができる商品が多い点が利点です。

powseed アルミ製 ツーリングキャリア

powseed アルミ製 ツーリングキャリア

出典:アマゾン

  • サイズ:荷台部分/12cmx34cm、ネット/約40x40cm(フックが6つ付)
  • 最大可能積載量:10kg

アルミニウム製で、耐荷重重量が10キロまでを支えることができるリアキャリアです。

シートポストに固定化し、ねじ止めすることで簡易なリアキャリアを作成することができます。

アルミニウムでありながら、なかなかの耐荷重を持つ製品で雨風にさらされても錆を起こし、損壊をしないという利点も備えているキャリアで、樹脂製のものよりもタフなキャリアです。

IBERA(イベラ) PakRak コミューターリアキャリア

IBERA(イベラ) PakRak コミューターリアキャリア

出典:アマゾン

  • [材質] アルミニウム , 等
  • [サイズ] 約 38 x 14 cm (荷台部)
  • [質量] 約 830 g [最大積載量] 約 10.0 kg
  • [対応シートポスト径] Φ27.2 ~ 31.8 mm

太いアルミフレームで構成されたリアキャリアでシートポストに挟み込む形で使用するキャリアです。

簡単に取り付け可能ですが、耐荷重は10キロまでとなっており、フレームが太くとも固定方式が座席部のパイプ部分への固定一本であるため、がたつきが生じやすく、極端に重いものは搭載できないという欠点があります。

GORIX(ゴリックス) 自転車 荷台 キャリア (GX-671)

GORIX(ゴリックス) 自転車 荷台 キャリア (GX-671)

出典:アマゾン

  • シートポスト径:約Φ27.1~33mmまで対応
  • 重量:660g最大荷重:9kg
  • 特徴:積荷固定用ゴム付属

通常、シートポスト型は簡易ながら取り付け時に工具を使用しますがこちらの商品は取り付けは完全なるワンタッチで工具を必要とすることなくレバーで開閉し取り付けを行います。

反面レバー部分がヘタるなどの問題もあり、ねじ止めのように締め付けるタイプではなくレバーによる負荷で固定しているため、レバー部の固定用ゴムがヘタれば、リアキャリアとしての機能を失います。

また積載量も9キロと少なめです。

シートポスト+シートステイ型

シートポストかシートステイを使用してさらに耐荷重を上げたリアキャリアの取り付け法です。

フレーム後部をさらに金属で固定することにより通常のシートポスト固定の方法よりもさらに耐荷重性能を上げた商品です。

PANTHER (パンサー) 自転車荷台 リアキャリア

PANTHER (パンサー) 自転車荷台 リアキャリア

出典:アマゾン

  • 軽量で丈夫、耐久性に優れるアルミニウム合金を採用
  • サイズ:全長約55cm、天板35.5x14.5cm
  • 安全最大可能積載量50kg
  • 赤いリアリフレクターが付属

シートポスト固定型のワンタッチ取り付け可能製品です。

フレームに固定することで耐荷重を上げており50キロまでの重さに耐えることができます。

後部フレーム部に一部を固定化することで3点止めの効果により高い強度および、耐荷重性能を引き出したモデルです。

ワンタッチ取り付け可能製品ですのでその名の通り簡単に取り外しも可能な製品です。

PANTHER (パンサー) 自転車荷台 リアキャリア 荷物貨物ラック 安全耐荷重50KG 軽量 ワンタッチ 取り付け簡単 クイックリリース方式 アルミニウム合金素材 優れた耐久性 自転車荷物キャリア サイズ調節可能 超強力なアップグレード自転車荷物キャリア 後ろ付け 反射板付 マウンテンバイク ロードバイク クロスバイクなどほとんどの自転車対応可能031 (Black, 泥除け付き)
PANTHER (パンサー)

ROCKBROS(ロックブロス)リアキャリア

ROCKBROS(ロックブロス)リアキャリア

出典:アマゾン

  • 高強度のアルミニウム合金
  • 後輪部分に泥除けを付きます
  • 最大耐荷:約50kg

シートポストと後部フレームを固定することで積載量を上げたリアキャリアです。

泥除けが付属している点が特徴で、リアリフレクター搭載に脱着が容易であるなどワンタッチ取り付けおよび取り外し機構を搭載しています。

最大50キロまでの重さに耐えることができるのも特徴です。

COMINGFIT 調節可能な自転車荷物貨物ラック

COMINGFITR 調節可能な自転車荷物貨物ラック

出典:アマゾン

  • 高品質アルミニウム合金とクイックリリースで設計
  • 最大負荷50kg

シートポスト部分がワンタッチでの取り付けを可能としている製品で、かつ後部フレームで支える3点式なため、高い積載量があり、50キロまでの重さに耐えることができます。

アルミフレーム製品であるため、高い防腐耐性がある点も挙げられます。

また固定に必要な最低限度の工具も付属しているため製品購入後即座に使用可能である点も挙げられます。

シートポスト+アクスル型

ダボ穴を使用したり、ロードバイクのリアフレームをうまく利用することで積載量を上げたモデルや軽量化したモデルがあるタイプのキャリアです。

軽量化に特化した物は積載量が極端に少ないという難点がありますが反面に、ロードバイク走行時においてバランスが悪くなるというデメリットが少ないです。

IBERA(イベラ) PakRakツーリングリアキャリア

IBERA(イベラ) PakRakツーリングリアキャリア

出典:アマゾン

  • 本体サイズ:48.5cm x14cm x44.5cm
  • 材質:高強度AL6061アルミ合金製
  • 最大耐荷重:25kg
  • 本体重量:750g

ダボ穴を使用したタイプで、脱着が容易なバッグ取り付けシステムを採用しています。

ダボ穴とフレームを結ぶことで耐荷重性能を高めており、25キロまでの重量に耐えることができる製品です。

リアタイヤ前面、側面にキャリアバッグを搭載することができ、高い拡張性を秘めている点が特徴になります。

またアルミ製であるため、錆に強く、耐荷重を越えなければ高い耐久性もあります。

剛性が高い金属ではなく、アルミニウムであるため耐荷重量を超えた場合変形することがあり、荷重を超えて利用することはできません。

CYCLE DESIGN(サイクルデザイン) ロードバイク用リアキャリア

CYCLE DESIGN(サイクルデザイン) ロードバイク用リアキャリア

出典:アマゾン

  • 軽量なアルミフレームに耐久性のあるパウダーコーティング塗装
  • 対応サイズ:700C
  • 最大積載量:25kg
  • 参考重量:780g

ダボ穴を必要とするキャリアで、シート部、および、後部フレームを結ぶことで強度を出したモデルです。

安価でありながら、耐荷重量25キロとまずまずの性能です。

アルミフレーム上にコーティングをしており、さらに耐久性を高めるために防水処理や泥汚れが落ちやすいコーティングを施したモデルで汚れを落としやすくする加工をしているモデルになります。

ミノウラ RC-1200 ロード・クロスバイク用キャリア

ミノウラ RC-1200 ロード・クロスバイク用キャリア

出典:アマゾン

  • リアハブ幅:135mmまで対応
  • 材質:アルミ・ステンレス
  • サイズ:天板の長さ330mm/幅60mm、天板からハブ取付部まで415mm
  • 耐荷重制限:7kg
  • 参考重量:670g

ダボ穴を使用せず、シートポストに固定し、かつ後部フレームとを結ぶことでリアキャリアとなる製品です。

ただし、このモデルは取り付けが簡単である分、耐荷重量は7キロとかなり少ないです。

この耐荷重はシートポストのみに固定をするモデルよりも少なく、その理由として考えられるのは素材が、あまりにも補足軽量であるがういぇ高い耐久性を誇ることができない製品であると言えます。

その反面、軽量化によりとても軽い点があり少しの荷物を載せて移動をするロードバイクと相性が良く、軽量化によりロードバイクの重量バランスが変化しないという利点も存在します。

まとめ

シートポストへの取り付けを必要とするキャリアの中には少し加工を必要とする物があり、耐荷重をさらに増加させるためにクランプでロードバイクにキャリアを固定する必要性があるものなどもあります。

うまくリアキャリアを生かすには、積載量を上げるためにロードバイクのフレームに如何にリアキャリアを固定するかが重要となります。

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