ロードバイク【ベル】の選び方とおすすめ8選

自転車の付属品の一つにベルがあります。あなたのロードバイクにベルは付いていますか?

このベルはロードバイクのための製品も多くありますが、ロードバイク乗るにあたり、ほとんどの人がベルを付けていないのではないでしょうか。

それもそのはず、このベル、走るにあたり全く使うことはないですし、無用の長物化となっているでしょう。

ロードバイクといえば、走るために本当に必要なものしか取り付けられていません。ヘッドライトにしてもテールライトにしても走ることに必要ありませんが、安全上重要です。

しかし、ベルは、その存在自体全く有名無実化です。

ブルべによく出ている私たちのバイクには、法規上はもちろん、そのレギュレーションより、すべてのバイクにベルは取り付けてあります。

そんな縁の下の力持ちにもなりきれないベルを見ていきましょう。

この記事に書いてあること

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道交法上、自転車にベルは必要?

道交法上自転車にベルは必要です。

これは道路交通法第七十二条という条文に記載されています。

この内容は「乗用に供する軽車両には、適当な音響を発する警音器を備えなければならない。

」というもので、軽車両はロードバイクなどの自転車も含まれます。

さらにこの警音器とはベルなどを意味しているのです。

このように自転車にベルをつけることは道交法で義務付けられています。

ベルを鳴らさなければならない場所

ベルを鳴らさなければならない場所は、道路交通法第54条(警音器の使用等)に示されています。

その場所は、道路標識等により指定された場所、道路標識等により指定された区間、そして危険を防止するためやむを得ないときの3パターンです。

このことから基本的に道路標識で指示がなければ鳴らす必要はないのですが、危険を回避するために使う場合は例外的に許可されているという形になっています。

つまり、よほどのことがない限り鳴らしてはいけないのです。

邪魔だからと言ってせかすように安易に鳴らせません。

しかし、装着は義務付けられているというのが自転車のベルです。

ベルを選ぶ時のポイント

  • 軽量
  • 取り付け場所にあった取り付け法
  • 劣化でこわれない

一番大切なのは、取り付け場所にあったものとなります。

ボルトで固定するタイプだと、その径が決まってしまいます。

通常はハンドルバー、ステム、コラムとなると思いますが、そのそれぞれの径が違います。

取り付け場所を考え、ベルを選んでいきましょう。

ロードバイクのベルはどこにつける

ロードバイクのベルは3箇所つけられる場所があります。

1つ目はハンドルの部分で、このハンドルのパイプにつけるケースです。

ただし、この部分はハンドルを握ったり、ロードバイクのエアロ形状のハンドルにはつけられないため、ロードバイクに装着する場所としては、そこまで多くはありません(クロスバイクや一般の自転車はこの場所が多い)。

次がコラム部分です。

これはハンドルとフレームをつなぐステムの下にある部分でこの部分にベルをつける方が少なくありません。

また、ベルの対応にもよりますが、ブラケットと呼ばれるブレーキの上にあるカバーにつけるケースもあります。

ただし、これはベルが装着に対応している必要もあるため、多数派ではありません。

ベルを取り付け場所の例

ロードバイクのベルは、使うことがほとんどありません。

ハンドル操作やブレーキング、シフティングに影響ない場所を選ぶ必要があります。

取り付け例を見ていきましょう。

コラムに取り付ける:正面

ベルがワイヤー類に干渉をしなければ、この位置はかなりおすすめの取り付け場所です。

ベルを使う可能性がないので正面をむけています。

コラムに取り付ける:横

ワイヤーに干渉しそう、またベルを鳴らす可能性があるのであれば、この取り付け位置がおすすめ。

ベルの取り付け方向は、横向きがいいでしょう。

バーエンドに取り付ける

ベルを使う可能性がある場合、またコラムに取り付けるスペースがない場合、簡単に取り付けることができるのが、このバーエンド。

内側、もしくは下向きにするのもいいでしょう。

ハンドルブラケット部の下

ベルを使う可能性がある場合、またコラムに取り付けるスペースがない場合、この位置もおすすめ。

ベル方向を変えればブラケットを持ちながらベルを鳴らすことができます。

ロードバイクにおすすめのベル7選

ロードバイクに取り付けても邪魔にならない、小型軽量なベルをチェックしてみました。

キャットアイ ベル 真鍮製 ブラック

キャットアイ ベル 真鍮製 ブラック

出典:アマゾン

  • 真鍮製のさわやかな音色
  • 手早く確実に固定できるフレックスタイトブラケットを採用
  • 操作しやすい穴型引手
  • ワン素材:真鍮
  • 重量:25g
  • 取付径:直径 約12.0〜32.0mm

キャットアイのベルOH-1200、真鍮製のブラックベルです。

ロードバイクに合うカラーリングや取り付けのしやすさ、片手でも簡単に操作できるレバーの位置設計、更に小型というこのジャンルの製品のベンチマーク的な存在となっています。

とにかく迷ったらこのキャットアイのベルを買っておけばほぼ間違いないです。

KNOG ノグ リング型自転車ベル Oi オイ ラージ

KNOG ノグ リング型自転車ベル Oi オイ ラージ

出典:アマゾン

  • クラウドファウンディングKICKSTARTERで資金を調達し開発された、KNOGのバイシクルベル「Oi」
  • ラージ(内径31.8/26/25.4mm)

KNOG(ノグ)のOiは、ハンドルとのなじみやすさや高級感のある音、そしてリング状の形状でありなあらきちんとベルとして機能するということから一躍人気となったモデルです。

アルミニウム素材を削りだして作ったこだわりのモデルであり、価格もベルとしてはやや高額ですが、それに見合った機能を持っています。

GORIX ゴリックス 自転車ベル GX-RBK

GORIX ゴリックス 自転車ベル

出典:アマゾン

  • 重量:19g

GORIX(ゴリックス)の自転車ベルです。

コンパクトなデザインと涼しい音色が特徴の製品で、ベルを回して調整できると言う独特の設計になっています。

ブラケットに取り付けられるというユニークさもある製品です。

Ruler(ルーラー) ベル

Ruler(ルーラー) ベル

出典:アマゾン

  • 対応ハンドル径:19.2~31.8mm
  • 重量:20g

Ruler(ルーラー) のベルです。

基本的なベルの特徴を備えているシンプルなモデルに設計されています。

しかし、一番の特徴はその安さ、多くのベルの半額以下の価格で販売されていることが多く、安いベルが欲しいと考えている方には最適なモデルと言えます。

ルーラー(Ruler)
¥550 (2024/03/28 09:36:38時点 Amazon調べ-詳細)

キャットアイ ベル [OH-1200] 真鍮製 シルバー

キャットアイ(CAT EYE) ベル [OH-1200] 真鍮製 シルバー

出典:アマゾン

  • 材質:ベル・真鍮 取り付けバンド・樹脂
  • 取り付け対応サイズ:25.4mm

キャットアイのOH-1200のシルバーモデルが、こちらです。

機能は冒頭で紹介したものと同じですが、クラシカルなロードバイクに似合うデザインになっています。

キャットアイ(CAT EYE)
¥659 (2024/03/28 09:36:39時点 Amazon調べ-詳細)

ブリヂストン チビ丸ピコ ベル ブラック BL-510

BRIDGESTONE(ブリヂストン) チビ丸ピコ ベル ブラック BL-510

出典:アマゾン

  • 対応ハンドル径 : φ22.2mm
  • 重量 : 20g

BRIDGESTONE(ブリヂストン) のチビ丸ピコ ベルです。

小型化にこだわったモデルという特徴があり、邪魔にならないデザインとリーズナブルな価格設定で隠れた人気モデルとなっています。

品質も高いので、コスパの高いベルと言えるのではないでしょうか。

キャプテンスタッグ オッフル スーパーちびベル

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オッフル スーパーちびベル

出典:アマゾン

  • 重量:(約)23g
  • 製品サイズ:(約)幅33×奥行き53×高さ65mm
  • 材質:アルミニウム合金、ポリプロピレン

キャプテンスタッグのオッフル スーパーちびベルです。

音の調整ができるだけでなく、小型設計になっているので、ロードバイクのデザインの邪魔にはなりません。

弱い力でも音が出るというのはメリットがあります。

BBB 自転車 ベル ラウド&クリア デラックス ブラック BBB-15

BBB 自転車 ベル ラウド&クリア デラックス ブラック BBB-15

出典:アマゾン

BBBという欧州の自転車周辺器具メーカーのベルが、このラウド&クリア デラックスです。

しっかりした音が出るのが特徴で、コンパクトな製品に仕上げてあるのも魅力的と言えます。

まとめ

自転車にはベルが必須です。これはロードバイクであっても例外ではありません。

確かにクローズな場所で競技をする場合は問題ありませんが、公道をサイクリングする場合、ベルを装着することが義務付けられています。

そんなロードバイクのベルもデザイン性の優れたものが多くあり、そこまで邪魔になるものはありません。

言われてから初めて気が付く「ベル」の必要性ですが、その重要度は全く高くありません。

しかし、法規上決められていますので、もし、この記事で気が付きましたら、チェックされると良いでしょう。

公道を利用して行われるイベントでは、レギュレーションによりベルの装着が必須になっている場合があります。

ライトやボトルなどを忘れることはありませんが、ベルは忘れますよ。絶対。この機会でチェックをして見ましょう!

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